松見の滝への入口は、奥入瀬渓流の下流域にあり、駐車地より歩いて片道約3時間のコースになります。
尚、目印のトイレは、道路沿いではなく、約30m奥まった所にあるため注意していないと見過ごします。
十和田湖の宿を7時45分に出発したものの、ナビの誤案内で行き過ぎてしまい早速ロスしてしまいました。
トイレ奥の林道ゲート止の脇に駐車して、8時25分頃に出発しましたが、既に3台が駐車していました。
今回は、家内の3姉妹も同行しているため、足を引っ張られないかと少々心配でした。(笑)
2015.10.20撮影
少々焦ったせいか、林道ゲート止の写真は撮り忘れましたが、平坦な林道歩きでスタートです。
林道を歩き出して約30分で、対岸に黄葉に囲まれた繊細な滝が見えて来ました。
落差約8mの滝ですが、春から夏の季節には、木々に隠れて良く見えないと思います。
三つ目の堤防ですが、対岸の紅葉も良い感じで川沿いの景色を見ながら歩きました。
丁度1時間で「山を甘く見るな」の分岐に到着、ここを右折して進みます。
大半は、緩やかな上り坂になりますが、落ち葉の絨毯の林道を進みます。
山を見上げると紅葉も映える快晴の天気で期待が持てます。
1時間45分で、林道ゲート止に続く二つ目の無断入山禁止の案内板とロープです。
2時間15分で、三つ目の無断入山禁止ですが、また〜と思いながら失礼して先に進みました。
少し進んでから道が間違っていると気が付いて戻ると、この左手の木に赤テープ発見!
また少々ロスしましたが、気を取り直して、この看板の手前を左折して先に進みました。
後日ネットで調べると、左の米袋に松見の滝(左)と書かれていた様ですが、破かれてました。
分岐から約50m先に進むと、初めて滝の案内板がありましたが、新しい感じがしました。
もう大丈夫とホットしましたが、折角なら手前の分岐に付けて欲しいなと思いましたね。
後は、細い下り坂の道を赤テープを頼りに進みましたが、道筋はしっかりしており迷うことはないです。
坂道で、3人組の男性とすれ違いましたが、後続がやや遅れてやきもきしながらもあと少しです。
林道ゲート止より約3時間15分、11時40分にようやく待望の滝が見えて来ました。
青森県十和田市奥瀬 奥入瀬川支流の黄瀬川にかかる総落差90mの滝で、日本の滝百選に選定されています。
上方は白布、下方はすだれを縦にした様な滝姿となっており、両岸に自生する松から滝の名が付いたとされます。
秘境の滝は達成感も大で、まず川原の少し上からの撮影ですが、この位置からだと上段の滝も良く見えました。
滝は勿論素晴らしいのですが、青空を背景に紅葉で色付いたV字の岩壁のインパクトが強くて圧倒されました。
この位置は、滝前よりも良い感じでしたが、上方は葉っぱが少々邪魔になりました。
滝前では、先に到着している男性3名の方が、滝の撮影をしていました。
滝前に降りると、V字の岩壁の威圧感が尚更感じられますが、上段の滝は見えずらくなります。
地元の方と言う3名と少々会話:女3人も連れて来ると色々と大変ですわ→わかるわかるetc。
撮影中に写真の左下から徐々に日陰が・・・やはり午前中に写真を撮り終えるのがベストの様です。
12:08分には滝前も少々日陰になって来ましたが、少し下流から右手の岩壁を狙ってみました。
上段の滝よりもV字の岩壁が勝ったアングルですが、背景は雲一つない青空でした。
何故か滝のアップの写真は撮影し忘れた見たいです・・・完全に風景写真の世界で堪能していた様です。
滝身が白飛して旨く撮れなかったのはやや不満ですが、青空と紅葉の風景が助けてくれた感があります。
帰路時は、2時間50分で駐車地に戻ることが出来て予想以上に快調な歩きでした。
尚、レポを参考にさせて頂いた滝めぐり(成田発)のtakizukiさんに感謝です。
この後、奥入瀬渓流の下流部をピンポイントで撮影し連泊する宿に向いました。
全国の滝へ