福島県安達郡大玉村の杉田川渓谷にかかる落差約3mの滝で、百名山の一つ安達太良山の麓に位置します。
前回の東北滝めぐ時、蕎麦屋の女将さんに見せて頂いた滝写真の中で、一際印象に残り機会を伺っていました。
幕滝からはナビ任せで、途中から引き返したくなる様なダート道の県R380を通り、なんと約35分で到着しました。
駐車場は、安達太良温泉から先、約500mの距離にありますが、県R380で温泉の200m手前に出ました。
通常は、東北道二本松ICからR459→県R30経由で、大玉温泉→安達太良温泉を目的に走れば良いでしょう。
2014.10.9撮影
トイレ付きの広い駐車場に駐車して遊歩道に入りましたが、三日月滝の案内は一切ありません。
車は他に2台停まっているだけで、訪れる人は少ない見たい〜熊鈴、ホイッスル準備です。
広い遊歩道に入って約5分で、不動堂に到着しました。
不動堂の右手には「赤不動」と呼ばれている不動明王像が立っています。
不動堂には参拝客が一組居たので、滝に行っているのは一組の様です。
「赤不動」の右手が遊歩道の入口で、三日月滝は案内図にも表記なしです。
後日ネットで調べると、どうやら遠藤ヶ滝から先の遊歩道が通行止になっている様です。
遊歩道を進むと一つ目の橋ですが、渓谷の水量は多い様で期待が持てます。
この橋を渡ると程なく、滝見帰りの年配のご夫婦とすれ違い少し会話しました。
熊はいませんでしたか?(^_^;) → 大丈夫、大丈夫、ここは居ないと思うよ!(~o~)
二つ目の橋を渡ると渓谷沿いの道を進まないで、左手の上方向の道を上ります。
道なりに歩くと渓谷沿いの道の方にいってしまい、やがて行き止まりになります。
遊歩道はやや高度を上げて、谷を見下ろす様な感じで歩くことになります。
やがてまた渓谷に降りて三つ目の橋を渡りますが、滝までもう少しです。
駐車場から約25分で滝が見えて来ましたが、期待通りの水量で美しく弧を描いていました。
谷の中ほどにある小さな石の上に乗っての撮影で、三脚は水中に立て低い位置からです。
紅葉していればもっと良かったのですが、そんな贅沢は言えません。
ワイドよりも水の流れと木々を入れた縦方向の写真の方が絵になります。
ここからはやや高い位置からの撮影で、滝と下流の流れをメインに・・・
同じ様な写真ばかりですが、滝と背景の木々をメインに・・・
」
今度は右手の大岩の上からの撮影です。
滝横からの水の流れも綺麗でした。
幸いにも三日前の台風の恩恵で、綺麗な滝姿を見ることが出来て満足でした。
ただ、水に漬かればもっと色々なアングルで撮影出来たのにと少々心残りです。
遠藤ヶ滝へ