菊池渓谷は熊本県の菊池川上流、水源にある渓谷で、多くの滝や淵があり熊本の有名な観光地の一つです。
前夜の宿泊地の菊陽町からR325を北上してR385経由して阿蘇公園菊池線に入ると「一剣払いの滝」の
案内がありましたが、見たくても駐車場所がないため、先に進むと菊池渓谷第一駐車場に到着しました。
平日の早朝のため貸切状態で、約100m歩くと下の案内板がありましたが、他にも何箇所かありました。
渓谷入口の手前の道路下には落差20mの最初の「掛幕の滝」が落ちていましたが、
横からだと全貌が分かり難く、滝正面からだと木々が邪魔になっていました。
渓谷入口から少し先の橋を渡り、対岸に移って先に進むと、落差5mの「黎明の滝」が落ちていました。
水量が多い時は二条の美しい滝になる様ですが、今回は右側は流れていませんでした。
遊歩道を先に進むと二つ目の橋の上から見ると、正面に落差8mの「天狗滝」が落ちていました。
また、この淵は「竜ヶ淵」と呼ばれています。左手からも数条の名の無い滝が落ちていました。
橋を渡らずに引き返して先に進むと、菊池渓谷の主瀑、全長25mの「四十三万滝」が落ちていました。
この滝は、日本の滝百選にも選定されていますが、滝の規模からも渓谷全体で評価されたと思います。
落差も7mほどで規模は小さいですが、確かに新緑を背景に水の流れは美しいです。
結局は、20分程度の所を1時間少々滞在して、帰りに駐車料金200円を払って退散しました。
また、駐車場管理の人に近くの「産さん滝」も進められましたが、先を急ぐのでパスしました。
鍋ヶ滝へ