宮崎県都城市関之尾町の大淀川支流 庄内川にかかる落差18m、幅40mの滝で、滝百選に選定されています。
「母智丘関之尾自然公園」の一角に位置し、幅80m、長さ600mmと、川一杯に広がる甌穴群も見応えがあります。
県R31より、県R106に入ると直ぐの距離ですが、要所で滝案内が出ているので、分かりやすいです。
前回2007年は、逆光や橋の揺れでまともな写真が撮れておらず、時間があれば寄って見たいと思っていました。
駐車場から遊歩道を降りて行くと、約3分で展望所から関之尾滝が見えて来ました。
紅葉はいまいちでも予想以上の水量で落ちていたので、見応えがありました。
カメラをズームすると激しく落ちる滝の迫力が伝わってきました。
車10台ぐらいの観光客はいましたが、撮影時は、幸運にも橋の上にはいなかったので、助かりました。
もう少し左に寄りたい所ですが、枯れ木が入るので、ここまでです。
前回は、撮影出来ていない、左岸の上流側に落ちる推定落差15mほどの滝です。
部分的な強い日差で疎らになり、方向的に三脚も固定できず、ピントが合っていません。
前回は、旨く撮影出来ていない、左岸の下流側に落ちる推定落差15mほどの滝です。
三脚は固定出来るものの、コントラスト差が強くて、こちらも厳しい撮影条件でした。
遊歩道を歩いて滝上に出ると、川に架かる橋の上から「甌穴群」が見えます。(2007年撮影)
霧島山の噴火で、流出した大量の溶岩が、冷却してできた溶結凝灰からなる岩に亀裂が入って、
この中に入り込んだ石が、庄内川の水流で回転して形造られたとのことです。
今回の関之尾滝は、ほぼ満足の撮影が出来たので、再訪した甲斐がありました。
3日間の滝めぐりが終了しましたが、大谷観音滝以外は、良い撮影条件で満足でした。
全国の滝へ