沢渓谷は、山梨、長野、埼玉3県が境を接する場所にあり、秩父多摩甲斐国立公園に指定されています。
中央道の甲府昭和ICから甲府市内を経由して、秩父方面に走ると道中に案内板があり、ICから約1時間です。
西沢渓谷へは、東沢山荘を起点として、約10kmを約3時間35分かけて遊歩道を周遊することになります。
ゲートを通過して遊歩道を約15分歩くと合流点に到着しますが、此処に下の立派な案内板があります。
上の案内板の少し手前のナレイ沢に落ちている落差10mの滝ですが、木々で見え難いです。
案内板「現在地」からは自由行動になり、素早く歩いて西沢渓谷No.2の三重の滝に到着しました。
しかし強い日差しが滝半分に刺しこみ写真にならずこんな写真しか撮れずいきなりガッカリでした。
正面から見ると人の顔に似ているから付いた名かな?水の流れが綺麗でした。
少し色付いた明るい周囲に対して、滝の回りは薄暗くて滝水がよけい白く見えました。
滝前には木が覆っていたため遊歩道の柵を乗越えて撮影しましたが、細長い釜です。
淵の横には大きな穴も開いており、確かに付いた名称をイメージ出来る光景でした。
西沢渓谷のハイライト的な滝で、日本の滝百選にも選定されている総落差約25mの五段滝です。
まず見えてくるのが、下段の3つの滝ですが、右上方からの強い陽射しを避けたアングルです。
最下段の滝を斜め横から捕らえましたが、手前は木々が茂って撮影はしずらいです。
先に進むと上段の滝も見えて来ますが、これは3段目と4段目の滝です。
上段の方はこんな感じですが、撮影条件が劣悪でいやになりました。
五段滝のから先は急斜面になりますが、遊歩道の道中から最後の滝が見えて来ます。
木々に覆われかけた小さな滝ですが、紅葉が進むと滝周辺の風景も綺麗でしょう!
展望台からは帰路になり、滝はありませんが美しい山々を見ながら遊歩道を歩きました。
西沢渓谷には、大きな滝はありませんが、丸い釜と綺麗なナメが印象的な素晴らしい所でした。
今回は、主要な滝で満足出来る撮影が出来なかったので、是非再訪したいと思います。
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