茶釜の滝は、日本の滝百選の中でも双門の滝、御来光の滝と共に三大難攻滝のひとつと言われています。
茶釜の滝へは、夜明島林道終点から沢を遡上する沢ルートとR341大場谷地から歩く山ルートがあります。
現在、夜明島林道は通行止で、時間がかかり、熊に遭遇する可能性もある山ルートを選択するしか無いです。
又、雨が降る可能性がある日は危険度が増すため日程を変更可能とすべく、近くの民宿に連泊しました。
数日前の天気予報では、降水確率50%でしたが、当日の夜明け前に雨が上がり快晴の天候になりました。
2016.10.18撮影
R341沿いの大場谷地の駐車場に駐車して、8時30分のやや遅めの出発です。
家内の3姉妹も同行しているため、熊避けにはなるが、無事帰還出来るか心配でした。
左手の遊歩道を歩いて行きます。
この先は熊の遭遇ポイントの様ですが、幸運にも遭遇しませんでした。
10分ほど歩くと道が無くなり、急な沢沿いを遡上しましたが、写真を撮る余裕はありませんでした。
雨に濡れた危険な岩場の急斜面を進むが、とんでも無い所に連れて来たと内心後悔しましました。
沢沿いの急斜面を約30分進むと、急坂でも明瞭な道になりホットして一枚撮影出来ました。
急坂を登りきると暫くは、アップダウンの少ない道になり、やがて急な坂道になります。
雨に濡れた落ち葉の絨毯は、良く滑るので思い切り転倒することもありました。
でも滝見道の雑草は、丁寧にカットして頂いており、道に迷う心配は無かったです。
急坂を下っていくと、やがて急斜面をロープ伝って横断する危険な難所になります。
そして、尾根の急斜面をロープを伝って降下すると雲上の滝の上部が見えて来ました。
眼下に沢も見えたので、更にロープを伝い降下し、無事沢に降り立つ事が出来ました。
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秋田県鹿角市八幡平地区の夜明島渓谷にかかる総落差60mの滝で、茶釜の滝に次ぐ大きな滝です。
沢に降りて少し遡上して撮影しましたが、滝上だけ光が差し込みロケーションは良く無かったです。
沢への降下点に戻って、茶釜の滝へ行くための沢装備にチェンジしました。
当方は、フェルト底の鮎足袋、女性軍は、ゴム底のマリンシューズに履き替えました。
茶釜の滝へ