厳立峡の滝

唐谷滝・あかがねとよ

下呂市小坂町の巌立峡にある二本の滝で、三ッ滝から先は道路も狭くなりやがてダートコースに変わります。

小さな案内板のある所から川原に降りて行くと下の案内板があり特徴のある二本の滝を見る事が出来ます。




唐谷滝

落差10mの本流の滝だけあって水量も豊富で、見事な岩盤の間を激しく落ちていました。

落差はないものの奈良では見た事がない特異な岩盤はインパクトが強く印象に残りました。

滝落ち口後部の横筋の入った岩盤も見事で、前の岩盤の縦筋との対比が面白いです。

滝の下流にも面白い形状の岩盤があって、この滝は気に入りましたね。

縦サイズの写真をもう一枚





あかがねとよ

落差12mの支流の滝で、枯滝になっている時も多い様ですが、今回は流れており良かったです。

この滝の特徴は奥まった黒っぼい岩盤と滝壷に溜まった水の透明度でしょうか?

あかがねとよ」は岩が浸食されて樋の様にえぐられ、岩が銅の緑青の様な色をしているため

強い陽射しを浴びた滝周辺ですが、滝の所は薄暗いです。

黒い岩肌を滑る様に落ちる滝水って感じでしょうか




根尾の滝へ