奈良⇔群馬の夜行バスでのピストンで行きましたが、神奈川の金さんに新前橋駅AM5時にピックアップ頂きました。
棚下不動の滝(百選)→常布の滝(百選)→仙の滝→大仙の滝→裏見の滝の順に案内頂きました。(2012.6.18)
群馬県吾妻群草津町の山中に一直線に落ちる落差40mの秘境の滝で、日本の滝百選にも選定されています。
また、熊出没の情報が最も多い滝のため、ホイッスル、鈴、スマホ音楽と可能な限りの鳴り物対策で行きました。
天狗山第6駐車場と草津から中野へ 向かうR292の間の細い道路を進むと数台の駐車スペースがあります。
ここに駐車して荒れ果てた林道を先に進んで行くと坂道になります。
坂道を上り終えるとやがて分岐ですが、「芳ケ平」方面に進みます。
更に先に進むと二つ目の分岐を「常布の滝遠望所」へ進みました。
分岐から約50mで、「常布の滝遠望所」ですが、遥か遠方に「常布の滝」の上方が見えました。
滝メグラーには、これだけではとても満足出来ませんね。
分岐に戻って再度、「芳ケ平」方面へ進むと滝見道への入口ですが、落石のため立入禁止です。
これは折込済みで、自己責任でロープを潜って滝見道に入りました。
滝見道に入ると最初は狭くても比較的歩き易い道です。
やがて笹薮が滝見道を被って、いかにも熊が出没しそうな雰囲気でした。
先に進むと滝見道も荒れており、アップダウンもきつくなって来ました。
落石による崩壊現場ですが、安全のためロープを使ってトラバースしました。
上を見上げるとぽっかり空いた落石の形跡が・・・何故か芸術的です。
落石現場を無事通過して最後の滝見道を下りて行くと滝の全貌が見えて来ました。
歩き出してから約1時間で滝の全貌が見える滝前のテラスに到着しました。
茶肌の美しい岩壁の間を水量豊富に激しく落ちる様は圧巻でした。
テラスから滝正面に下りると滝飛沫も凄くて一層迫力がありました。
滝に近付いて見上げる様に撮影してみましたが、岩壁も見ごたえがありました。
滝壺に激しく落ちる様も迫力がありましたが、虹が架かると直良かったのですが・・・
ワイドで滝の全貌撮影をイメージしていたものの超広角レンズでないと手も足も出ませんでした。
それでも予想以上の好天の下で素晴らしい滝姿を見ることが出来て大満足でした。
帰路時には、思いがけず人に出会ったももの、幸いにも熊に遭遇はしませんでした。
棚下不動の滝へ