R169上北山村白川にある滝で、大台ケ原・大峰の二つの山系の水を集めて流れる北山川は
豊かな水の宝庫、今回の岩屋谷は大峰山系を源流とする白川又川の上流域にあります。
岩屋谷には、上流から末広がりの雄滝130m、裏見が出来る雌滝70m、直瀑の40m滝など
数々の滝がありますが、なんといっても簡単には手が届かない秘境の滝達です。
その中でも雄滝は生まれ育った故郷のシンボル的な滝だけあって、私にとっては
滝めぐりのルーツでもある不動七重の滝と共に、最も思い入れの強い滝です。
上北山村白川の赤い橋を渡り、白川地区に入ってからお寺や共同墓地に上がって行くと遠望出来ます。
水量の多い時だけはっきり見えますが、下の写真は、 2003.8.16 大雨の直後に墓地からの撮影です。
2009.8.14の9:30に共同墓地から撮影した写真ですが、太陽の向きは11時頃がベストです。
行きたいが遠望しか叶わない夢の滝とずっと思っていましたが、思いがけずチャンスが訪れました。
秘境の滝めぐりのパートナーである”ふぇるめーるさん”が昨秋、岩屋谷雌滝行きに成功した事から
今回の再訪問の同行をお願いしていました。しかし、相当体力が無いと行けないと思い正月から
半年間、ほぼ毎夜(ちょと大げさ)のウォークで体力作りに励んで来ました。そして結果はいかに・・・・
参考までに装備は、上から帽子、登山シャツ、手袋、速乾ズボン、スパッツ、登山靴で行きましたが、
リュックの中には、カメラG5、カメラFX01、携帯三脚、鮎足袋、ロープ20m、傘、雨具(上のみ)と、
食料は、おにぎり、パン、チョコ、ポカリ500ml、お茶500mlなど出来るだけ軽量化して行きました。
追加:懐中電灯と蛭除け、虫除けスプレーも持参した方が良いです。(ブヨにやられました)
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