池原ダム周辺の滝

高谷滝

上北山村と下北山村の境界を流れて備後(びんご)川に落ちる滝で、地図の位置は上北山村側になります。

R169から下北山村池原ダムを渡ってR425に入って15分ぐらい走ると、大きな赤い備後橋が見えて来ます。

ダムに架かる橋の手前を右折して、備後川沿いの林道を15分ぐらい走ると川側の山手に滝が見えて来ます。

二段で落差20m+70mの大きな滝ですが、水量が多くない時は、遠望ではやや迫力に欠ける感があります。

2007.7.29撮影

 

 

林道200m先に赤い奥備後橋があり、橋を渡った橋詰から垂直の壁をロープ伝いで川に降りる事が出来ました。

今回、3回目の滝見にしてようやく滝直下に行く事になり、備え付けの3mロープを伝って川に降りて行きました。

備後川は何時も水量が豊かで流れが急な所もあるので、水量が多い時は危険を伴いますが、今回は丁度良い

水量であったものの何度も川を渡渉したり、川の中を膝上まで漬かりながらようやく待望の滝前に到着しました。

2014.11.5追記

現在は備後川の水流が変化して淵になり、遡行では以前の様に安全に辿り付けない様です。

2010年に滝前に行った時は、道路から滝が見える位置から左手の植林帯から降下しました。

滝前に行くコースを誤ると、かなりの危険を伴うためお勧めは出来ません。

 

滝前から滝上を眺めると何段もの段瀑になっており、水量は多くないももの美しい水の流れが特徴的です。

 

 

滝の全貌が撮影出来る左斜め横からの滝姿は美しく、西向きの滝のため西日が滝に差し込んでいました。

 

 

 

 

滝は水量豊かな美しい水の備後川に数筋に分かれて落ちていますが、下流は池原ダムに合流しています。

 

 

最後に不動七重の滝、ナル谷大滝と同行して頂いた滝の思い出さん、tatsuoさんに感謝です。

 

 

 

ナル谷大滝2010

二段で落差20m+70mの素晴らしい滝ですが、今回は水量が少なく遠望では迫力に欠ける感がありました。

今回で4回目の訪問ですが、滝前に行くのは07年夏に続き2回目ですが、単独では初めてです。

 

 

前回は、遠望ポイントより200m先の奥備後橋の橋詰から垂直の壁を残置ロープ伝いで川に降りました。

今回は遠望ポイントより約30m先の比較的緩やかな斜面より下降を試みましたが、川が見える地点より、

浮き岩帯になり岩が落下して危険なため下流方向(遠望点に近い方)に追いやられこわごわ降りました。

帰路は遠望ポイントの直ぐ脇の約50mの急斜面を木に捕まりながら5分程で一気に登り切りました。

紅葉はもう一つでも何時も豊富な水量の備後川に落ちる滝姿は美しく滝前ならではの迫力を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

落差変更 2014.12.13

上段の滝は20m程度と判明したため30m+70m→20m+70mに変更。

滝名変更 2023.10.22
上北山村の観光カタログに準じてナル谷大滝→高谷滝に変更します。
ルタニ

 

奈良の滝へ