川上村中奥川鳥渡谷上流域にかかる落差約30mの美瀑で、下流域には、オイ滝、ツボノ谷滝もかかっています。
R169から白川渡の橋を渡り、県道R258からY字路の右手より林道に入って、鳥渡谷沿いを上って行きます。
まずは、初めての遠望撮影のため水源地入口の駐車場に駐車して急坂の狭い林道を上って行きました。
約15分歩くと山小屋がある地点でしたが、ここから先は林道は完全崩壊しています。(山小屋迄は軽は走行可?)
曲りくねって荒れ果てた林道を延々と上って行くと、駐車場から約40分でようやく滝が見える地点に到着しました。
2014.11.8撮影
滝は遠望でも思ったより近くに見えましたが、山全体の紅葉はピークを過ぎて日差しが中途半端なのは残念でした。
帰路は、林道は下り坂と2箇所ショートカットしたため、約半分の時間で駐車場近くまで戻りました。
次は滝前行きですが、滝上まで仕事道が付いており、その入口は駐車場から約50mの地点です。
階段を上って行くと明瞭な道があり、倒木はあるものの約20分で滝が見えて来ました。
仕事道から滝前へは、危険なガレた急斜面を降りるので安全のためロープを使いました。
滝前は2007年以来で、滝姿は相変わらず綺麗でしたが、滝横のモミジの紅葉はこれからですね。
過去2回は、沢を遡上しましたが、滝近辺はかなりの急岩場なのに一人で良く来たなと思いました。
また、滝の右手の急斜面にトンネルが付いており滝上に行けますが、怖いので撮影は無理でした。
鳥渡谷の岩場を上っていくと行き止まり状態になり、やむなく右手の雑木林を上って行くと滝が見えて来ます。
滝の下段は、約10mの小滝の連瀑帯ですが、薄日の差した大鯛滝周辺とは、明暗の差が強い風景です。
滝前へはズルズズの斜面を約10m登る必要がありますが、幸いにもロープが垂れており容易に行けました。
右下の写真は、滝から2m上の岩のテラスから撮影しましたが、滝上部は眩いばかりの新緑に覆われて綺麗でした。
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