三重県名張市赤目町にある滝群で、日本の滝百選および平成の名水百選等にも選定されています。
赤目渓谷入口から最後の岩窟滝までは約90分ですが、通常は撮影時間を含めると往復4時間程度です。
今回は2007年に続く3訪目で、雨後を狙っての大日滝等の全滝滝前撮影が目的のため沢靴装備でした。
8時15分駐車場着(大半800円だが500円の所に駐車)、オープンの8時30分に一番乗りで入山(300円)
パンフレット記載の下記の滝は、一応全滝撮影して来ましたが、晴れ時々曇りの天候には苦慮しました。
2014.7.15撮影
行者滝 → 銚子滝 → 霊蛇滝 → 不動滝 → 乙女滝 → 大日滝 → 千手滝 → 布曳滝 → 竜ヶ壺 → 縋藤滝 → 陰陽滝 →
姉妹滝 →柿窪滝 → 笄滝 → 雨降滝 → 骸骨滝 → 斜滝 → 荷担滝 → 夫婦滝 → 雛壇滝 → 琴滝 → 琵琶滝 → 岩窟滝
誰も居ないのでちょっと冒険しましたが、遊歩道からはこのアングルで撮影は出来ません。(落差約5m、滝壺の深さ約10m)
岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちる滝で、修験者の祖と言われる役の行者(えんのぎょうじゃ)が修行したという滝です。
雨後の水量の多い時でも枯れてますので、台風絡みの大雨直後じゃないと無理ですね。
薄暗くて大きな釜に落ちていますが、滝後方とのコントラスト差が大きいです。 (落差6m、幅3m)
白蛇が岩をよじ登る趣があり、滝の流れの中に顔を出す岩が竜の爪痕を思わせるので付けられた。
き
朝日が差し込んだ所は白飛びしてますが、こんな写真もたまには良いかもです。 (落差15m、幅7m、滝壺の深さ10m)
不動明王にちなんでこの名が付けられ、滝参りとはこの滝にお参りするだった。
遊歩道から降りての撮影ですが、日差しが弱まるのを待ってようやく撮れた一枚です。
滝も渕も小さくやさしく、滝の中に深さ1mくらいの壺があり、乙女滝と名付けられた。
普段は水量の少ない滝で、雨が降ると高さ30m、幅7mの2段のすばらしい滝となり、厳寒期の氷瀑も絶景です。
滝名の由来は、滝で修行をする修験者(山伏)が信仰する大日如来から名付けられとのこと。
滝への200mの道は石を階段状に並べて、ロープを張っているため危険箇所もなく良く整備されていました。
滝前に到着すると思ったより水量もあって美しい滝姿を見せていましたが、30mもないかなって感じでした。
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