蔵王エコーラインの滝

不帰の滝

(かえらずの滝)

 

宮城県刈田郡蔵王町の濁川上流にかかる公式落差97.5mの滝で、「こまくさ平」の展望台から見ることが出来ます。

「お釜」から流れ出た水が溶岩台地の上を流れ、赤褐色の岩肌を伝わり落ち込む素晴らしい滝です。

 

滝名の由来は、昔、ここに鬼ばばが住んでいて登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としました。

そこで、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、

あまりにも素晴らしい景観から訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説があるとのこと。

 

「不動尊」から山頂に向けて走るとカーブが多くなり高度も上がり、やがて「こまくさ平」のレストランが右手に見えて来ます。

左手の駐車場に駐車してレストランの右手から滝見道を歩くと数分で展望台があり、階段を上ると滝が見えます。

展望台から見下ろす感じになりますが、紅葉や美しい山々を背景にして落ちる滝姿は美しい風景でした。

 2014.10.9撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

振子滝

宮城県柴田郡川崎町濁川振子沢にかかる落差30m+30mの滝で、「こまくさ平」の展望台から見ることが出来ます。

周辺に雪渓が残っている期間や、大雨の後に流れる幻の滝で、二段の糸状に落ちる繊細な滝です。

風が強い日は、この滝が左右に振られ、時計の振子のように見えることから名が付いた様です。

 

台風18号の恩恵で、か細くも水が流れていましたが、展望台から遊歩道を右に約50m、滝に近付いての撮影です。

 

 

 

 

 

 

「こまくさ平」の道路沿いには、滝看板も出ていないため、分かり難く通り過ごしてしまいそうになりました。

目標の蔵王5滝の撮影が辛くも出来て満足しました。

 

 

お釜へ