野迫川村北股、川原樋川の左岸沿いの川原樋川林道直下に一直線に落ちる落差8m+30mの美しい段瀑です。
全長約9kmの川原樋川林道の中間点にありますが、林道は県道R734側から約1kmの地点で崩壊しているため
県道R733経由になりますが、落石や凹凸の多い悪路のダート道になるため車高の高い車しか走行は困難です。
当初は県道R734からアプローチしたものの林道崩壊現場から滝までの川歩きは遠くて厳しいため大きく迂回して
県道R733から林道に入りました。車高の高い車を借りて行ったもののパンクが怖くてラスト500mは歩きました。
滝前へは、タイ谷橋の手前より踏み跡を辿り、急斜面は木々を掴み最後はロープを使って降りることが出来ました。
水量は多くないですが、南向で滝前空間も広いため日当たり良好で、大き目の滝壺もあって総合ポイントは高いです。
写真では見えませんが、この滝の上段にももう一段あるものの撮影不可です。(滝名と落差は滝名鑑に準じています)
2010.9.26撮影
青空をメインに撮影すると唯一の欠点である電線が目立ってしまいます。
右手から滝に近づいての撮影ですが、この滝は高速より低速が似合う滝です。
下流の流れはこんな感じです。
全景ではか細く見える滝も近づくと水量もそこそこあります。
滝を入れた風景写真のつもりで撮影しましたが、CPLがやや効きすぎた感があります。
滝撮影を始めて一番の虹を見ることが出来ましたが、低速より明瞭な高速の方でのアップです。
この滝は、5年ほど前から狙っていましたが、3回目のチャレンジでようやく行くことが出来ました。
タイハジ滝へ