今回は、R168の大塔支所から左折して林道高野辻線に入って、宮の滝を通過後に左折して林道篠原線に
入るコースで行きましたが、美しい川の風景を見ながら林道終点まで走り、駐車スペースに駐車します。
やや水量の多い川を渡って、日裏山谷林道を歩いて先に進むと色鮮やかなツツジが咲いており癒されました。
2008.4.26撮影
所々崩壊した林道を進むと名残りの桜もありましたが、更に先に進むと遠方に支流の大きな滝が見えて来ました。
日本滝名鑑では「マトー滝」落差25mとなっており、帰りに撮影する予定が見落としてしまった。(ポケデジの切取)
林道を歩いてから約1時間半程で林道終点近くの迷滝の全景が間近に見えるポイントに到着しました。
迷滝は両脇から均等な水量で美しく流れ落ちており、右手手前には山桜が色を添えており絶景でした。
更に50m程先に進むと滝右手からの山桜もあって、此処でのツーショットの風景も美しいです。
直ぐに林道が終点になり、支谷を越えて進むと程なく迷滝の下流に到着です。
前回は大谷滝に行く予定があったため上の写真の所で終わりにしました。
日裏山谷を横断して谷の右手からアプローチを開始し所々にある巻きテープ頼りに登って行くと
林道を歩き出してから約2時間少々で、壮大なスケールの落差約80mの迷滝が姿を表しました。
滝前は巨大な岩のテラスになっており、滝中央から右手は自在に撮影することが可能です。
2008.4.26撮影
沢山の写真を撮影しましたが、私はこの写真が一番気に入りました。
空の青さと岩壁も強調したかったのですが、明暗差が大きくて撮影は難しかったです。
高速シャッターでの撮影ですが飛沫も美しいです。
滝の下方は茶肌で穏やかな流れになっています。
限界まで後ろに引いて撮影した写真ですが、左手の谷は深くて恐いです。
絶景の中の二条の端正な滝姿は、名瀑が揃う奈良の滝でも上位に入る素晴らしい滝でした。
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