今回は、迷滝・早戸大滝のオフでご一緒したタキタキさんとその友人の助さんとの3名での地獄谷オフになりました。
大塔町舟ノ川地獄谷にある滝で、R168の大塔支所から高野辻を経由し県道R235に合流するか、大塔町宇井から
県道R235に入るかですが、天辻峠越えの方がアップダウンがあるものの走り易いです。(県道R235は現在通行止)
林道篠原線に入り日裏谷分岐を左手に見て先に進み林道ゲート留めのある少し手前の広い駐車スペースに駐車します。
朝から雨が降る生憎の天候でしたが、カッパを着て林道ゲート止めの地点より地獄谷に下りて遡行を開始しましました。
この谷は増水すると名前の通り、恐ろしい谷に変身すると言われているため、万一の事を考えて浮き輪を持参しました。
谷を約100m歩くと落差約6mの美しい無名滝が右手より落ちていました。
二木山谷に架かる滝で、水量もあって上方の三筋の流れも特徴的でした。
やがて谷は両岸がつるつるの岩場に変わり、早速滑って全身水に漬かりそうになり、危機一髪で
踏ん張り少し漬かった程度で済んだものの、その先ではパンツまで水に漬かってしまいました。
左手からも連続して滝が落ちていましたが、実際は写真よりも水量が多くて見栄えがしました。
つるつるの岩場から巨岩帯に変わり、やがて岩の間から神秘的な滝が見えて来ました。
落差約8mの滝で、滝名の由来は「アメノ魚の遡上がこの滝で止められる」からでしょうか?
岩の間から見える滝もより白く見えて緑の風景も良い感じでした。
アメ止め滝の手前右手より巻き道が付いており比較的容易に進めました。
巻き道から少し下がると薄暗い中、滝の全貌を撮影することが出来ました。
道中には何度か据え置きロープを使っての厳しいつるつるの岩の上り下りがありました。
クライマックスは、芸術的なこの流木のトラバースで、ネット写真を見て楽しみにしていました。
実際は高度感もあって、かつ雨に濡れた流木が滑りそうでちょっと怖かったですね。
桶側の滝へ