八ツ淵の滝めぐり

唐戸滝

登山道に戻って程なく、谷の広い空間が見えて来ると、唐戸滝の小さな滝看板があります。

しかし数個の滝の連瀑帯で、しかも木や岩に覆われており、どの滝なのか良く分かりません。

看板の矢印に一番近い滝を、危険な急斜面をこわごわ降りて木々の間から撮影しました。

落差10m程の激しい流れの段瀑ですが、これが本当に唐戸滝なのか確信が持てません。




大摺鉢

連瀑帯の上流には、穏やかな流れの渓流瀑と直瀑からなるこの滝があります。

丸くて大きな滝壷は「大釜」と呼ばれており、滝の前には滝名を記した岩もあります。

写真は渓流も大釜も刻印の岩も表現出来ていない失敗作で撮影に悔いが残ります。




小摺鉢

大摺鉢の上流にこの滝はありますが、名前の様な小さく鉢の様な丸い滝壷です。

ここ迄は、魚止滝への登山道を降りなければ、一般の観光客でも簡単に行けます。




屏風滝

大摺鉢から先も良好な登山道ですが、谷を渡ったりして進むとこの滝が見えて来ます。

三段、総落差15mの美しい滝で、細長く続く滝壷は「屏風ヶ淵」とも呼ばれています。




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