千手の滝の右手から滝見道を高巻きして行くとやがて巨大な岩壁にぶつかり岩壁には幅約50cmの
段差があってここをへつりながら通過しましたが、写真左下の様に下方を覗くとぞっとする光景です。
次は、垂直の岩壁に写真右下の様に鎖がぶら下っており、ここに足を引っ掛けて鎖をよじ登ります。
更にもう一本の鎖を通過後に持つ所がない岩のへつりが待っており、冷や汗をかきながら通過です。
2008.6.7撮影
難所を通過後に谷に降りて行くと太陽光に照らされた滝が見えて来ますが、落差45mの馬頭滝です。
ここでも滝飛沫は凄いですが、岩に囲まれた深い滝壷を持っており美しい滝姿は神秘性も漂います。
帰りの下降はもっと怖いのではと撮影中も心配していましたが、慣れたせいか少しは余裕を持って
千手滝に戻ることが出来ました。この滝は良い滝でも超危険なので最初で最後にしたいものです。
不動滝へ