摺子谷の滝

左俣大滝

R169七色貯水池に架かる小口橋を渡り、左折して林道に入ると、直ぐに林道ゲート止めが

あるので、ボート降場の駐車場の片隅に駐車して、林道を歩くと約15分で摺子橋に到着する。

 橋の手前より作業道が付いているので、谷沿いの作業道を歩いて行くと、約20分で左手の

遠方上に、総落差170mの左俣大滝が見えて来るが、かなり水量が少ないのが残念だった。

 




 


作業道の谷部の道が途切れた所で、道を見失いながらも支谷の河原に到着すると2段の小滝がある。





谷を渡って、少し谷を上ると「火気に注意!」の丸い看板があり、これが摺子谷の巻き道の目印である。
踏み後はあるが、巻道が見つからず大ピンチになるが、30分後に直登りすると、巻き道が見つかった。




 

石積みのしっかりした巻き道を歩いて行くと、岩壁にぶつかり道が無い。
なんとか直登りをして巻き道に出たが、ここでも20分のロス。

平行な下の道を行ったが、上に登る道が正しい。

   

その内、巻き道も踏み後の様になり、道の崩れた谷を渡ったり、横たわる木々を潜り

抜けたり、河原を歩いたりしながら進むと、滝音が聞えて来て、ようやく滝前に到着した。

 

右俣大滝

滝は、総落差120mの右俣大滝で、この滝も水量が少なかったが、上段の方は、色付き

始めた紅葉と青空がマッチして、なかなか見応えがあり、苦労して来た甲斐があった。

滝姿は、ツキ谷千壽の滝に似ており、水量が多い時は、迫力のある滝に変身する事だろう!










駐車場から片道2時間足らずの行程と思うが、行きも帰りも道に迷って、90分ぐらいは、余分に

時間がかかったかも・・今回は、二人だったので行く事が出来たが、一人ではとても無理だぁ!

 

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