十津川村葛川上流にある滝で、「21世紀の森」に続くR425本線から瀞(どろ)八丁方面へ右折して進み、更に
上葛川口分岐も右折して本線を進むと「二の滝」の看板が見えて来ますので、手前の駐車スペースに駐車します。
両側が谷底になっている足場の悪い尾根を、崖の先端近くまで進むと写真左下の様に滝上部が少し見えます。
滝近くには、少し手前から降りて行くことが可能ですが、木々が邪魔になるので撮影ポイントは2箇所だけです。
滝は、落差約20mのやや傾斜した直瀑ですが、滑らかな岩肌や大きな滝壺と相まって素晴らしい景観です。
増水時には岩肌一杯に滝筋が出来て、素晴らしい美瀑に変身する様ですので、是非増水時に訪れてください。
帰路の途中に岩のテラスから下を覗いて見ると予想を遥かに上回る水量の滝上部が見えました。
急いで軟弱な急斜面から滝前に降りてみると、見惚れるほど素晴らしい滝姿で嬉しい誤算でした。
水量によってここまで大変身する滝は稀でしょうが、右手からは余程の水量がないと落ちないかも
下の二枚の写真は、滝正面の少し上からの撮影ですが、28mmではこれが限度です。
滝の左側は真っ白な凄い水量で広い釜に激しく落ちていました。
ここからは 少し右手寄り下方に場所を変えて撮影しましたが少し遠近感が出ます。
滝の上部はV字型の岩壁に挟まれており美しい風景を生み出しています。
縦方向の全貌写真はちょっと厳しいですが、少し感じが違って見えます。
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